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乙女ロイ好きに10のお題

アルがいないだけでこんなにも入りずらい部屋はないだろう。意を決して入ると、なんとも嬉しそうにもぐもぐと何かをほおばっている、目的の男。尋ねてみたら、三十路のいいオトナは平然と「犬用のクッキーだが?」と何か文句でも??と言いたげな顔でこっちを見た。ーーーーーーーーーーーーー

1.甘いもの

なんとかかんとか大暴れしたあげく、大佐ことロイ・マスタングから犬用のクッキーとやらを取り上げるにはだいぶ時間がかかった。
「なにをするのだね!!?鋼の!!そんなにクッキーが欲しいのか!!?」
「いらねぇよ!!犬用なんて、てゆうかあんたなんちゅうもん食ってんだ!!」
糖分が足りなかったのだよ。とムスッとした顔で言うが・・・・・普通、いくら腹減ってようが糖分が足りなかろうが、いぬよ・・・う・・・・・食うか??
「ええい、もうとりあえずいいじゃないか!!鋼のには関係ないだろ!!」
犬用クッキーの箱に手を伸ばしてくる。すかさず俺は箱を隠した。
「あんたなぁ、人間の恥だ!!人間の!!」
そんな追いかけっこみたいなことを繰り返していたら・・・・・・・

ばぁん!!!

「うるさいですよ、二人とも。死にたいですか??」
殺気を隠すことなく、満面の笑みでリザ・ホークアイ中尉が発砲した。

理由を話すと、正座している大佐に向かって溜息をついた。
「ブラックハヤテ号の分は自費で買ってきてもらえますね??」
大佐は力無くうなずいた。って言うかこれ国軍大佐??
でも、中尉がこれだけで許そうとしているのは結構以外である。
「大佐、ある程度書類は片づいているようですし・・・・キッチンに手作りクッキー置いてありますから、よろしければどうぞ。」
さっきの笑みとは違う、少し照れたような笑い方。
思わず見とれていると、隣で信じられない程目をキラキラさせた大佐がじゃあ、さっそくと軽くスキップしそうな勢いで出て行った。
思わずポカーンとしていると、隣で中尉が大佐は甘党でお菓子とかがすきなんだとかなんとか説明し始めた。
「本当はあんまり食べるのも、どうかとは思うの。でもあんまりおいしそうに食べるからどうにもねぇ。」なんだかんだいって中尉も大佐には甘いのだなぁと思って、思わず笑みが零れた。
クッキーをたべながら書類にサインした大佐に呆れつつも、帰り際、中尉を大切にな、と囁いたら意味分からんって顔してた。


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乙女大佐は中尉によって作られた??

テーマ : 鋼の錬金術師 - ジャンル : アニメ・コミック